寄付をする

命の架け橋 ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~

ミャンマー大地震の状況とMFCGの対応について

2025年3月28日(金)日本時間午後3時20分ごろ、ミャンマー中部を震源とする大きな地震が発生しました。この地震により亡くなられた方、ご家族やお知り合いを亡くされた方に心からのお見舞いを申し上げます。けがをされた方、住まいなどに被害を受けた方の1日も早い回復を祈念するとともに、なおご家族などと連絡が取れない方が一刻も早く安心できることを願っております。

地震発生が伝えられて以降、MFCGにも関係者の安否を気遣う、ご心配、お見舞いのご連絡を多くいただいております。皆さまのお気持ちに深く感謝申し上げます。

今回の地震の規模はマグニチュード(M)7.7と推定されています。3月29日にはミャンマー国内での地震による死者は1,000人を超えたと報道され、国軍トップが国際社会に対して異例の支援要請を行ったとも伝えられています。

震源は中部マンダレーの近くとされ、MFCGが活動しているエヤワディ地域では、これまでのところ、地震による大きな被害は伝えられていません。MFCGのミャンマー人メンバーも全員の無事を確認しており、代表の名知仁子は日本滞在中でした。しかし、ミャンマー人メンバーの親族の中には、現時点で、連絡が取れいていない者もいます。

MFCGは2024年夏、チン州周辺で洪水被害が発生した際、生活物資や衣類を提供する緊急支援を実施しました。今回、MFCGの活動地域などで、地震による深刻な影響がみられた場合には、特別な支援を検討する可能性があります。

地震発生以前から、ミャンマーでは極めて困難な状況が続いています。とくに農村部では、その状況は深刻でした。地震による直接の被害はなくても、地震によりミャンマー社会にさらなる混乱・困窮が生じ、農村部でもその影響を強く受ける懸念があります。

MFCGは現地の状況を注視し、必要な対応をとってまいります。場合により、皆さまにも新たなご支援をお願いすることがあるかもしれません。引き続き、皆さまのご理解とご厚情をいただけますようお願い申し上げます。

2025年3月30日MMFCGMFCGMFCGMFCGMF
ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会
代表理事・医師・気功師 名知 仁子MFCGM