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命の架け橋 ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~

代表Profile

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名知 仁子(なち さとこ)

ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会(MFCG)代表理事で、医師・気功師名知 仁子(なち さとこ)は、1963年新潟生まれ埼玉県狭山市ちました。獨協医科大学卒業後、日本医科大学第一内科医局に入局し、大学病院で循環器内科医として11年間勤務しました。 

2002国境なき医師団の活動に参加し、タイ・ミャンマー国境ミャンマー難民救援活動に従事しました。2004にはミャンマーラッカイン州で医療支援2008にはサイクロンナルギスの害に対する緊急援助に加わった後、2009年には国境なき医師団の理事、翌2010年には同団体専務理事に就任。衛生面の問題や、民族や宗教の対立、貧困など困惑することや無念なこともありましたが、学ぶことも多くありました。なによりも現地の人の明るさや優しさに触れ、マザー・テレサの言葉通り、「自分の心が豊かになる」ことを経験しました。

2008MFCGの前身「ミャンマー ファミリークリニックと菜園開設基金」を設立し、2012団体をNPO法人化。2015からミャンマーの無医村地域、ミャウンミャに住み村々を巡回しながら医療と菜園活動を続けています。

男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰・外務大臣表彰などを受賞

名知 仁子は2023年、同年度の「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰」と、「外務大臣表彰」を受賞いたしました。

男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰は、多年にわたり男女共同参画社会に向けた気運の醸成等に功績のあったや、各分野において実践的な活動を積み重ね、男女共同参画の推進に貢献してきたなどを顕彰するもので、豊かで活力ある男女共同参画社会の形成に資することを目的として実施されています。

国境なき医師団の活動に関わって以来のミャンマー難民支援の活動、MFCG設立後のミャンマー農村部での巡回診療などの活動を評価していただき、ゆかりの埼玉県にご推薦をいただき、受賞となりました。

なお、名知は2022年度、県より同年度の「埼玉県荻野吟子賞個人・団体部門の大賞を受賞しています。荻野吟子(おぎのぎんこ)は、県出身で、日本で最初の公認女性医師となった人物同賞は、荻野吟子不屈の精神を今に伝える先駆的な活動を通して、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体、事業所に贈られています

外務大臣表彰は、多くの人が国際関係のさまざまな分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的として実施されています。

名知は、MFCGとしてのミャンマー・ミャウンミャ地域での活動が、国際協力の推進に貢献があったとして、受賞しました。

【名知仁子経歴】

1988年 獨協医科大学卒 日本医科大学第一内科医局に入局。
2002年 国境なき医師団に日本人として5人目の入団しタイ・ミャンマー国境のミャンマー難民救援に参加。
2003年 日本官民共同Japan Platformのクルド人難民緊急援助に参加
(ヨルダン)。
2004・2005年 国境なき医師団のロヒンギャ難民に対する医療援助に参加
(ミャンマー)。
2008年 国境なき医師団のミャンマーでのサイクロン被災者へ緊急医療援助に参加など、開発途上国での医療援助に従事する。
2008年 任意団体ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園開設基金を設立する。
この他に開発途上国で医療援助に参加している。
2009年 国境なき医師団日本の理事に就任。
2010年 国境なき医師団日本の専務理事に就任。
2012年 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)を特定非営利活動法人とし代表理事に就任。
ミャンマーを往復し、活動拠点などの選定に奔走。

【受賞歴】

2012年 社会起業大學主催ソーシャル・ビジネス・グランプリ大会でビジネス・グランプリ大賞を受賞。
2016年 公益財団法人社会貢献支援財団より社会貢献賞を受賞。
2017年 埼玉県グローバル賞を受賞。
2019年 公益財団法人大山健康財団より大山激励賞を受賞。
2022年 公益財団法人ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞を受賞。
2022年 埼玉県より荻野吟子賞を受賞。
2023年 男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰受賞。
2023年 外務大臣表彰受賞。

※2015年 テレビ東京の ”世界 なぜそこに日本人”
★1時間 番組の特集に出演致しました!

※2016年 朝日新聞「ひと欄」に紹介される。

※2021年 JAPAN TIMES・岩手日報・京都新聞・静岡新聞などに紹介される

※2021年 静岡新聞・京都新聞・岩手日報
★JAPAN TIMES に活動が紹介されました!