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命の架け橋 ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~

目指す活動

 「ミャンマー・ファミリー・クリニックと菜園の会」(MFCG)は、ミャンマーの農村で生活する人々の自立 支援として、保健衛生の啓発と菜園の2本立てのサポートを行い、生活基盤の充実と母子保健の向上に寄与する事を目的としています。国際協力活動として単に医療を提供するのではなく、ミャンマーの農村の人達が「なぜ健康が大切なのか?」「どうすれば病気にかかることを防ぎ、健康を保てるのか?」について自ら考える機会を創り、彼らと同じ目線に立って生活の改善、向上へ導くことがMFCGの活動の目指す活動です。

 病院へのアクセスが困難な僻地の農村へ、ミャンマー人医師とともに出向き、保健衛生の啓発と診療を行う支援。定期的に同じ村を訪れることによって村の人々や地域の医療従事者との信頼を深め、良い関係を築きながらこの支援活動が行われています。

 そこではマラリヤや下痢症などの感染症や、栄養失調に苦しむ人達の治療とともに、スタッフによる「ヘルストーク」感染症を予防するための手洗いや歯磨き、トイレの使い方などの保健衛生の知識や、栄養の知識の教育活動?が実施されます。また村の人達の中から保健リーダーを育成し、自発的に生活習慣や環境を変えていくことへの支援も行います。同時に、ミャンマーで活動する他の日本のNGOと連携し、それらの団体が行う身障者のための職業訓練プログラムや、外科手術が必要な人への施術プロブラムも紹介しています。

より多くの人たちが社会に参加し、健康な生活を送ることへと導きます。

 家庭菜園の支援活動は、治療により栄養失調から回復しても、偏った食生活のためまた栄養失調に陥るという悪い連鎖を断ち切り、自分たちで野菜を栽培しバランスの良い食生活を送ることを目的としています。

 最適な菜園運営のための生活実態調査をもとに実施へ。作物、栄養、調理法についての教育活動も行っていきます。

 この2つの支援の結果、彼らが健康な生活を持続出来るようになること。それがMFCGの目指す活動です。