2025年4月25日
ミャンマーのお正月がお正月どころではなくなりました。
2025年3月28日(金)日本時間午後3時20分ごろ、ミャンマー中部を震源とする大きな地震が発生しました。この地震により亡くなられた方、ご家族やお知り合いを亡くされた方に心からのお見舞いを申し上げます。けがをされた方、住まいなどに被害を受けた方の1日も早い回復を祈念いたします。
地震から間もなく1カ月、地震による死者数は3,700人以上、負傷者数は5,000人以上と報道されていますが、正確な情報が届いていない地域もあると見られ、なお被害の拡大が懸念されています。
地震発生以降、MFCGは、現地ミャンマー人メンバーからの情報に加え、長年のミャンマー支援活動で培った多くのネットワークを生かし、地震の被害や支援の必要性に関する情報収集を続け、支援活動の必要性やMFCGとして意味のある支援活動ができるかどうかなどについて分析をしてきました。その結果、地震の被害は大きく、MFCGができることもあると判断し、支援活動を開始することを決定しました。
幸い、MFCGの活動地は地震震源地から遠く離れており、直接の被害はほとんどありませんでした。
しかし、これからの対応をできるだけ一刻も早く行いたいと考えています。
現地からはメンタルサポートの希望があり、医療チームということでぜひ行わせていただきたいと準備しているところです。
ミャンマーの国全体が希望と夢を持ち続けるためにも、可能な限り、自立(自律)できるまでサポートを行いたいと考えています。
写真は、ミャンマーのお正月の花 パダウです。この花を観てもらい、せめてしばし心の安らぎを感じていただければと想います。
~誰一人取り残さない地球を~