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命の架け橋 ~ミャンマーを医療と菜園で笑顔に~

5月月例便り(2025)

こんにちは!
皆さまの応援を受けてMFCGは現地で活動を続けています。

5月になり、日本は暖かな日もあれば、まだ寒いと感じる日もある一日が続きますね。
体調を崩しやすい季節ですので皆さまもお気をつけてください。

ミャンマーの現地ではムシムシと蒸し暑くなる時期です。ただ座っていても「ジワー」と汗が滴ってきます。

そして、学校の休みが終わり、いつもの年であれば、6月の新学期にむけてノート、ボールペン、消しゴム、分度器、やコンパスなどを購入し、勉強の準備をします。

しかし、今年は、3月28日に発生した大地震のため、被災地で、学校などが崩れてしまい、子どもたちが勉強できない、家も家族も失い、どうしたらいいかわからない、という悲しい状況にあります。さらに、ここ数年、ミャンマーの物価はまるでロケットのように上昇し、ノート12冊が13,000チャット(900円)と以前の5倍にはねあがっています。そのため、被災地以外でも親が子どもを学校に通わせられないという状況が生じています。

私は、子どもは「未来を創る宝物」だと想っています。夢や希望を持ってその夢に向かって進んでいってほしい、そのためにも、彼らが教育が受ける「機会」を失ってほしくないと感じてます。

その想いから、2023年、学校への「文房具寄寄付」を開始しました。そしてその対象を拡大してきました。。。2023年は1校、2024年は2校に文房具を寄付しましたが、2025年は4校と2つの尼寺の学校へ、合計1241名の生徒へ筆入れ、ノート12冊ずつ、鉛筆、ボールペン、消しゴム、定規、コンパス、分度器、Mコンパスなど文房具を寄付しています。
子どもたちが自分の持ちものを大切に使って欲しいと、文房具すべてに1つ1つ子どもたちの名前をはる作業を、ボランティアも含めメンバー総出の6名で、約260時間、約7日間かけて行いました。
子どもたちが夢を持ち、その夢をかなえられるように、厳しい状況の中でも寄り添っていきたいと想います。

皆さまの暖かい応援を受けながら、これからもMFCGはたゆむことなく前進してまいります。
 
                     ~現地から心からの感謝を込めて~